futureshop関連のドメイン・URLをまとめてみた

futureshopでECサイト構築・運用をしていると、独自ドメイン以外にも色々なドメインが登場します。
*****.fs-storage.jp、secure**.future-shop.jp、c**.future-shop.jp、*****.itembox.design、などなど。

基本的には、契約内容によって使われるドメインが違ってくることと思います。

  • 常時SSLに対応しているか/していないか
  • コマースクリエイターを利用しているか/していないか
  • オプションの契約状況


新規構築時から関わっていればまだ大丈夫かもしれないのですが、途中から参加した案件だとソースを見て「このURLって何だっけ?」となりがちです。

(なにぶん種類が多いので、そもそもソースがカオスになっていることもあり…。常時SSL化コマースクリエイターへの切り替えなどの大きな改修をするときに、無効になるURL・置換すべきURLのチェックが大事になってきます。)

ということで、futureshop関連のドメイン・URLを復習してみることにしました。

商品系など、基本のシステム生成ページ

商品ページやカートページなど、futureshopに標準的に備わっているページのURLです。

▼コマースクリエイター未利用の場合

※独自ドメイン「example.com」、店舗KEY「sampleshop」とする
商品グループ https://example.com/fs/sampleshop/c/group1
※httpの可能性もあり
商品詳細 https://example.com/fs/sampleshop/gd123
※httpの可能性もあり
カート ※ https://example.com/fs/sampleshop/ShoppingCart.html
注文完了 ※ https://example.com/fs/sampleshop/OrderComplete.html
マイページ ※ https://example.com/fs/sampleshop/MyPageTop.html

※ もし常時SSL非対応の店舗であれば、「カート」「注文完了」「マイページ」には独自ドメインではなくfuture-shop.jpドメインが使われます。こちらはセキュアサーバ関連の章でご紹介しています。


▼コマースクリエイター利用中の場合

※独自ドメイン「example.com」、店舗KEY「sampleshop」とする
商品グループ https://example.com/c/group1
商品詳細 https://example.com/c/group1/gd123
カート https://example.com/p/cart
注文完了 https://example.com/p/checkout/success
マイページ https://example.com/my/top
フリーページ https://example.com/f/{任意のディレクトリ構造}…
404ページ 1)https://example.com/p/notfound
※商品ページなど、システム生成ページのURLで404となった場合に表示
※管理画面から編集

2)https://example.com/s/notFound.html
※上記1以外で404となった場合に表示
※アイテムボックス(FTP:/itembox/item/s/配下)のHTMLファイルを編集

セキュアサーバ

コマースクリエイター未利用、かつ常時SSL非対応の店舗の場合は、次のようなURLも使われます。

※独自ドメイン「example.com」、店舗KEY「sampleshop」とする
カート、マイページ等
※SSL化対象のシステム生成ページ
https://c**.future-shop.jp/fs/sampleshop/…
https://g**.future-shop.jp/fs/sampleshop/…
共用SSLサーバ(FTP領域) https://secure**.future-shop.jp/~sampleshop/{任意のディレクトリ構造}…

デザイン用画像など

▼コマースクリエイター未利用の場合

futureshop管理画面【構築>デザイン設定>画像ファイル管理】で登録した画像のURLです。

※独自ドメイン「example.com」、店舗KEY「sampleshop」とする
画像ファイル管理 https://example.com/shop/item/sampleshop/design/img01/logo.png

※常時SSL非対応の場合、同じ画像を次のURLでも参照できます。
http://example.com/shop/item/sampleshop/design/img01/logo.png
https://c**.future-shop.jp/shop/item/sampleshop/design/img01/logo.png(もしくはg**.~のドメイン)

【構築>デザイン設定>画像ファイル管理】の使い方について

常時SSL非対応の店舗の場合、例えば商品ページとカートページが別々のドメインになります。

  • 商品ページはhttp://example.com/fs/sampleshop/…
  • カートページはhttps://c**.future-shop.jp/fs/sampleshop/…

両ページ共通のヘッダーなどに使う画像を【構築>デザイン設定>画像ファイル管理】に登録しておけば、<img src="/shop/item/sampleshop/design/img01/logo.png">というHTMLを使いまわすことができます。

(逆に、常時SSL対応済の店舗であれば【構築>デザイン設定>画像ファイル管理】を一切使わないこともあり得ます)


▼コマースクリエイター利用中の場合

コマースクリエイター管理画面【アイテム】でアップロードしたファイルのURLです。
アイテムボックス用のFTPに接続し、/itembox/item/配下にアップしたときも同様となります。

※独自ドメイン「example.com」、店舗KEY「sampleshop」とする
アイテム https://sampleshop.itembox.design/item/logo.png

/s/配下にはHTML,JSファイルのみアップロードできます。
※独自ドメインで表示できます。
https://example.com/s/***.html

/top/配下には、トップページ用のindex.htmlやfavicon.ico、sitemap.xmlなど既定のファイルのみアップロードできます。
※独自ドメイン直下で表示できます。
https://example.com/s/index.html

コマースクリエイター【アイテム】の使い方について

アイテムをアップロードすると、1つ1つ専用の「置換文字」が割り当てられます。
例えば「フリーパーツ」上でアイテム画像を参照するときは、<img src="置換文字">という形で呼び出せます。

一方、【運用>商品管理】の「独自コメント」など置換文字が利用できない場合もあるため、そのときは上記 https://sampleshop.itembox.design/item/… とフルパスで参照します。

商品画像

futureshop管理画面【運用>商品管理】で登録する画像に関するURLをリストアップします。

▼コマースクリエイター未利用の場合

標準の/shop/ディレクトリに登録される画像のほかに、画像ホスティングのオプションを使っている場合は常時SSLの対応状況に応じて専用のドメインに画像が登録されます。

※独自ドメイン「example.com」、店舗KEY「sampleshop」とする
商品画像 https://example.com/shop/item/sampleshop/picture/goods/123_1_expand.jpg
※httpの可能性もあり
サムネイル画像 https://example.com/shop/item/sampleshop/picture/goods/123_thumbnail.jpg
※httpの可能性もあり
画像ホスティング 常時SSL対応 http://fsimg.example.com/fs2cabinet/gd1/gd123/gd123-m-01-pl.jpg
常時SSL対応 https://sampleshop.fs-storage.jp/fs2cabinet/gd1gd123/gd123-m-01-pl.jpg

▼コマースクリエイター利用中の場合

画像ホスティングの契約状況に関わらず、futureshopが管理する画像管理専用サーバ「itembox.design」というドメインで登録されます。

※独自ドメイン「example.com」、店舗KEY「sampleshop」とする
商品画像 https://sampleshop.itembox.design/product/000/000000000001/000000000001-01-l.jpg

 

ひとまず以上です。また見つけたら追記します。